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朝の歓び ミヤモトテル

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作者が「オトコの不倫」をことごとく肯定的に描くのは、きっと、亡き父親を肯定する意味合いが含まれているから仕方ないと思っている。
そこで作者がオトコの浮気を肯定するパターンを分析しました。

パターンその1
オトコの不倫に寛大な女性をたくさん描く、だからオトコがまったく悪者にみえない。

パターンその2
オトコはそれでも妻と子を愛しているのさ、と男をパパにしてしまう。

パターンその3
不倫相手の女性にたくさん援助して自己満足する(意外と多いパターン)


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こういうのは、100,000歩ゆずって我慢するとしましょう。


だ、け、ど、ね、



どうしても許せないことがあります。 それを言ってやる。


この作家はあまりにも
女性に理不尽だ!

女性が同じ不倫をした場合、この作者は豹変します。
オトコの不倫はジョークをまじえて肯定的に描くのに女性が同じことをすると、
淫乱扱い、尻軽女、魔性の女にしてしまう。

なぜでしょうか?
この小説においては、主人公のオトコは、妻の死後、昔不倫していたヒロインと再びつきあいはじめる。節操がないけど、まあそこまでは我慢できる。だけどね・・そのヒロインが別な男と内緒でつきあっていると疑わせる場面があります。

主人公のオトコは、それを裏切りだ、とほざいているのですよ!!
おまえはどうなんだ?妻とヒロインと同時に2人の女性とつきあっていたじゃないか、それなのに女性が同時に2人の男性とつきあうのは裏切りというのか?とにかく主人公の身勝手な被害者意識にイライラさせられる。オトコの不倫は甲斐性だが、オンナの不倫は裏切りなのか?もしかして男尊主義者なのか?そもそもヒロインは独身だ。そんなヒロインにたいして、「僕は君のなんなのさ?」なんて、やかましい。メソメソせずに、愛人にでもしてもらいなさい。しかもナチスの秘密警察みたいにヒロインにオトコがいないか嗅ぎまわっている。あげくのはてに、それはオトコの勘違いだったというオチまでついている。冗談じゃない。

そのうえ、パターン1の法則にしたがってヒロインに
「4年前、あなたと不倫していたとき、わたしには感謝の気持ちがたらなかったわ」とまで言わせている。言わせるな!!

このパターン1はかなり問題があると私は思っている。
女性を悪く言う場合も、オトコの口からそれを言わせず
女性の口から「女性は生まれたときから意地悪なのよ」というふうに、
巧妙に女性を貶めている。何度もこういうパターンを観てきたがついに切れました。


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こういう作者が、江國香織の「東京タワー」なんて読んだら憤死するのではないだろうか?
私にヒットラーのような権力があったら、むりやりでも読ませてみたいところだ。 







ふううう・・・・・




これですこし、すっきりした。くれぐれも輝ニストにチクらないでください・・
なお、ブログ炎上防止のため、コメントはできないようにしてあります♪