「蛇にピアス」金原ひとみ
この作品で若いのに、堂々の芥川賞作家になりました。
金原くん・・ちょっとヤンキーっぽいですねー
彼女は酒を飲みながら小説を書くようです・・。
そのせいか、情緒不安定みたいに、文章が乱れるときがある。
この作家さんは若いのにかなり心の闇が深そう・・自殺願望が強いんじゃないのかと疑う。
この小説の主人公=金原本人と言っても良いのですが、
「私を殺してくれー」と、彼女は小説のなかで、叫んでいる。
ていうか、彼女のほかの作品でも、同じように、殺して欲しいと言っていました。
あ、そうえいば、いぜん、村上龍が言っていたことを思い出した。・・。
重大な悩みを抱えている人間がやるべきことは、
自殺をするか、宗教に走るか、小説家になるか
という選択肢しかないとのこと
大いなる不幸が偉大な文学を生む・・という言葉もあります。