生きるのが辛い
生きるのが辛いと思う気ち持と、申し訳ないと思う気持ち
このセリフにいろいろ思うことがありました。
どれだけ辛くても震災で死んでいった人たちや
またはこれから末期がんになって死んでいく人に比べれば─
しかし
たとえば「いじめ」
子供がランドセルを背負っているところを後ろから蹴られたりしたら─
生きるのがツライと思う気持ちはやはり生まれるとおもう
震災。
死にたくなかった人たち。生きたくても死んでしまった人たち
それに対して健康に生きているのに、生きるのがつらい、しんどいとおもう気持ち。
すなわちそれが彼女の「申し訳ないと思う気持ち」なんだと思う─
が、やはり生かされている恩恵を忘れてしまう、生きるのがしんどいと思ってしまう─
人は健康や命を失う危機にさらされないと「恩恵」に気づけない生き物だろうか─
だからジグソウのような人間が必要なのかもしれない。
いろいろな小説を読んできていろいろ理解しているつもりだが
「人間の幸福論」を語るまでにはいまだに到達できないでいる、