カテゴリ:山本文緒(2)( 3 )

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山本文緒の愛読者として
彼女が復帰した本作品を読みたいと思うのは
ごく自然なことでした。
でも・・

むむ・・・


こ、これは・・・・


くだらないっ!


文体がいつもと違うのは、新しい試みにチャレンジしているせいだと解釈
できるにしても、おじいちゃんと孫娘の近親相姦には閉口しました・・
なんやねん、奇抜なパフォーマンスかい!と少し怒りました。

孫娘とおじいちゃんのギャグ話は笑えるけど
笑いが目的ならば私は小説なんて読まずに漫画を読みます。



・・・・・・・・・・・・・・・・

ちなみに、さきほど、宮尾さんの「蔵」を読みおえましたが
久しぶりに号泣しました・・。
(久しぶりといっても1ヶ月前に滂沱たる涙を流しましたが・・)
この小説にでてくるオヤジがアホでむかつくんですが
このオヤジの娘が盲目なのに、すごいことをやってのけるんですね。

なんていうか、さすが篤姫の作者だと思いました。
篤姫と、この小説の盲目の少女はまったく同じなんです。



吐き気がするほど究極の男社会のなかで、輝く女性を描いています。



私は宮尾さんの代表作を2冊読んでみて
この作家さんの得意技を早くも理解した気がします・・・
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仕事で賞をもらい、山手線の円の中にマンションを買い、再婚までした。
すべてを手に入れたかに思えた時、重度の抑鬱状態に陥った。
望んだ再婚生活なのに、心と身体がついてゆかない。家族や友人、仕事のはざまで
苦しみ抜いた日々。病んだ心が緩やかに再生してゆく山本自らの体験を描き、
雑誌「野性時代」連載時から大反響の日記が、いよいよ書籍化!


という内容の本です。
ようするに一流作家の「うつ病日記」です。

私はまだうつ病にはなっていませんが、このさき、どうなるかわかりません。
ちょっと不安なので、とても興味ぶかく読めました(まだ読んでますが)


不安に対する対処法
なんて偉そうなことを、先ほど、書きましたが・・・
私はこの先、何度も不安の前に屈することになるでしょう。

私は自分が昔よりも、こころが強くなった、とか
本をたくさん読んで、悲しみを乗り越える方法を見つけた、とか
そういうことを、偉そうに、人前でほざくでしょう。

しかし、
このさき、何度も、何度も、試練が私の目の前に、訪れるたびに
泣き崩れて、「かみさま、どうか、助けてください」と悲鳴を
あげると思います。

そして悲しみや苦痛が去ったら
「神さま?いるわけないよ、そんなもの」
というでしょう。

つまり

このさき、がんばって、生きていくぞ! と決意しても

このさき、なんども、なんども、挫折する ということです。

挫折して、立ち直って、自分に自信が戻り、また挫折する・・・

またそういう自分の弱さを、否定したり、自己嫌悪してはいけない
と思います。

まず、自分は弱いんだ、ということを受け入れる必要があります。

ただし、受け入れるということと、あきらめる、ということが
一緒であってはいけないとは漠然と思っています。
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山本さんが離婚後に出したエッセイだから、こういうタイトルなのかな。
直木賞受賞前のようですね。
まあとにかく笑えます。図書館派のわたしですが、なぜかこの本は買って読んだ。

この本には所々写真がついています。山本さんの顔をみると
すごく平凡な女の子・・しかも学生さんのようにみえて
この子がいずれ直木賞作家になるなんて不思議でたまりませんでした。
ただし、今は女王のように貫禄たっぷりですが・・。

アラスカ旅行で、温泉に行く話はよかったです。
そこで露天風呂にはいるのですが
首から上が氷点下で、首から下は熱いお湯のなかという
すごいシュチエーションです。
しかも、うまくいけば、オーロラを眺めながら
温泉でゆっくりすることもできるのですね!
素晴らしい。作家はいいなぁ。うらやましい・・
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