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ミスしたらおしまい

税理士受験日記 13

日商1級には合格したのですが簿記論が受からない。
ほぼ同じレベルだと思われる試験なのですが実は両者は大きく違う。
日商は2時間の試験内にすべて問題を解いたあとに見直しをする余裕がある。
しかし簿記論はアインシュタインでも絶対にすべての問題を解くことが
不可能な試験なのである。

簿記論の大きな特徴は、事実上の選択試験であることだ。

100点満点の試験だがそのうちの8割しか時間内に解くことができない。
そのうちの7割程度で正解を出すことが合格する方法なのだ。

つまり100点×80%=80点満点
80点×70%=56点・・・が合格ラインになってくる。
(実際は60点が合格基準だがここ数年の合格基準は45点~55点である)

簿記論は難しい問題を解いて正解を出してもあまり意味が無い。
もしその難しい問題に多くの人が間違えたらその問題に点数が与えられないことになる。


税理士試験は1割程度の合格者を出さないといけないらしいから
採点者サイドは点数を操作するのだ。
そのへんを頭にいれてできる問題を確実に解き、難しい問題を捨てる技術が必要。


しかし、そういう芸当が簡単にできるくらいなら誰も苦労しない。

バッターに対してストライクだけバットをふれ。ボール球はヒットが出にくいから打つな
といってもそう簡単にそれが実行できないのと一緒である。

私はけっこう難しい問題を解くのが得意だ。
しかしすごいミスをする癖が生まれたときから持っている。
たとえば1+1を4と答えてしまうような自爆ミスである

・・・・・
見直しもできないこの試験に私は合格できるのだろうか