「フランシス・マコンバーの短い幸福な生涯」ヘミングウェイ

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ヘミングウェイの愛した「狩猟」がテーマの短編です。

主人公の男(マコンバー)は、狩猟中、
ライオンを前にして恐怖心から逃げ出すと、その妻は愛想を尽かしてしまう。
男は、自己嫌悪に苦しむが、ある日、水牛を追跡することになり、
ついに恐怖心を克服する。

だが、男は恐れずに、突進してくる水牛に立ち向かうが、
銃は何度も急所をはずし、ついに水牛にのしかかられる─。


題名が意味する「短い幸福」というのは、男が死ぬ間際に、ほんの一瞬だけ、
勇気を持った男として生まれ変わることができたこと指すのだと思う。 

だけどなぁ・・。
狩猟とは、生き物を食べるために殺すのではなく、娯楽として殺すためのものです。

銃でライオンや水牛を殺すことが、男として勇気があることなのか?
意味なく生き物を殺すことが本当に男のロマンなのか?

私には理解できない。理解できないけど、それが人間なのだと思う。

テレビゲームというのは、銃や剣で生き物を殺すものばかりだし、
映画も、正義が悪を倒す(つまり殺す)ものばかりだし、
小説は殺人が起きないと人気が出ない。

人間の攻撃性って、恐ろしい。
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